公立短期大学(Langara College)
齋藤 秀明様
カナダ滞在歴7年目、英語が得意ではなかった自分には毎日が試練でした。
それでも毎日色々な人達に出会い、色々な事を感じさせてもらえる海外生活という貴重な機会を有意義に使いカナダで大学卒業という目標も無事クリアできました。JANLinkのスタッフの方々には日頃から新しい情報や貴重なアドバイスなどを頂いて大変お世話になっています。
今回この場をお借りしてお礼を申し上げると同時に、自分の留学体験談を書かせて頂きたいと思います。
初めてのカナダ!でも、英語が。
7年前、カナダに来て最初にぶつかった問題は英語の勉強方法でした。これは人によって様々ですが、僕が一番だと思った方法は“まず自分自身を勉強させる環境におく事”です。これは簡単そうでなかなかできない事でした。(自分自身これがカナダで一番苦労した事だと思います。)環境と言っても日本語を話さない環境という意味ではなく、自分が一番効率よく勉強できる環境を自分自身で創るという事です。英語を勉強する環境なんて日本にいても沢山あります。でも、自分がカナダに来たいって思った理由は自分自身が生きた英語を身につけ、新しい物を発見し、それを吸収したいって気持ちでした。でも実際は、 英語が話せないから聞き手に回り会話についていけなくなったらただ笑顔でいて誤摩化していました。カナダ生活を初めて2ヶ月目、何に対しても恐れて一歩前に踏み出せない自分に足りない物は“行動力”って事を痛感させられました。 何かを手に入れるという事は自分自身の中にある何かを変えていかなければいかない。一番悪いのはただ自分のいる環境のせいにして何も自分からしなかった僕でした。初めての海外生活、右も左もわからないそんな中で見つけた新しい物でした。
大学に進学を決意!
カナダ生活にも慣れ、次に“やり遂げた事を何か形にしたい!”と思いました。それが僕の中ではカナダの大学卒業という事でした。大学に色々と問い合わせ自分で必要資料を集めていざ申請。中でも一番苦労したのがEnglish requirementでした。自分はTOEFL CTBで大学側のEnglish requirementをクリアしたのですが、これがまたものすごく大変でした。毎日最低15時間くらいは勉強していました。朝起きて新聞読んで、学校行って、家に帰っては参考書を読んで、Sample Examsをして寝るという毎日が3ヶ月間続きました。それでも休まず毎日続け、学校側から求められた点数をクリアした時は本当に嬉しかったです。(今思うと、これが一番の英単語の勉強法だった思います。)新聞でも参考書でも、最初はわからない英単語が山ほどあり、それを一つ一つ調べていると遂に電子辞書のキーボードが壊れました。それでも続けていくうちに、英語に対する自信も少しずつ付いていきました。一度決めた事は最後までやり抜くって事がいかに難しく又、大切かをこの経験を通して感じる事ができました。
いよいよ大学学生生活の始まり!でも、意外なところに落とし穴が。
独特の空気のキャンパス
在学中は自己管理能力の大切さを痛感しました。在学中で一番大切なのは取るコースのスケジュールをしっかり考えて組まなければ、勉強の効率がかなり悪くなります。当たり前ですが学校側は生徒一人一人のスケジュールにまで配慮してくれません。間違えたスケジュールを組むと、日によっては一日に5−6時間ギャップのある学生も出てきます。(それでいいと言う生徒なら問題ないですが、自分も含め大抵の学生は学期が始まって1ヶ月もすれば後悔しています。)また、科目によっては取り終えるまで終わるまで数年掛かるクラスも出てきます。例えば必須科目にCalculus OOOがあったとします。科目によっては違いますが、英語や理系科目の場合は大抵の場合 prerequisite という物があり、これはそのクラスを取る前に指定されたクラスを取らなければそのクラスを取れないという事です。つまり、たとえそのクラスを取る知識があっても決められたクラスをPassしなければ取れないという事です。さらに英語と理系科目などのクラスには Diagnostic Testという物があります。この結果で最初に取れるクラスが決まります。もし“数学は後回しでいいや”と放って置いたら後々自分が決めた期間内に卒業できないかもしれません。(僕の場合は理系科目に力を入れ過ぎ英語を後回しにして大変な目に遭いました。)
在学中にOff Campus Work Permit申請。
カナダ政府に指定された学校で過去1年間 Full-timeでクラスを取っていて尚かつ定められたGPAを維持していれば、学生ビザと同じ期間の就労ビザが降りるこの制度。(詳細はJANLinkさんで)僕はこの制度を利用して在学中にビザを取得。これは自分のカナダ生活においてかなり貴重な体験でした。学業と仕事を平行するという事は時間管理の大切さを、身をもって体験できました。また、この経験と通してカナダで実際の企業で働く機会、学校の授業で習った事の実践(僕はCommerce を専攻していたのでかなり為になりました。)などしっかり考えて有意義に使えば留学生活にプラスになります。
いよいよ卒業!その前に。
先にも書きましたが、カナダの大学は入学から卒業まで全て自己責任です。全てクラスを取り終えて、単位を確認していたら。突然一つ単位が足りない。あり得ないと思い学校側に問い合わせると“そのコースは1年前からもう単位取得科として認められないコースになりました。”僕はそのクラスを取ったのは2年前、それなのにtranscript上には単位が足りないという表示。結局、色々なDepartmentにたらい回しにされ最終的には説明状を提出という形で終わりましたが、これから学生になる方には学校側の突然の変更事項にも臨機応変に対応できるように常に情報を更新しておく事をお勧めします。
卒業してPost-Graduate Work Permitに申請。
卒業手続きが全て終わり、いよいよ就労ビザに変更。3年間の就労ビザが降りるという事ですがその3年間のビザを兼ねてからの夢である国際貿関係の仕事に使っていきたいです。カナダに来て色々な事がありました。辛い時もあり多々ありましたが、最後まで諦めずやり遂げた事は僕の人生の宝です。常に何かに挑戦し続けどんな事にも前向きに取り組む姿勢が自分自身を成長させる糧であり、それに気づかせてくれたのはカナダでした。無駄かどうかはその人次第、どんな事も真剣に取り組んでいけばそこから学べることがあると思います。
最後に、
僕が困った時や悩んでいる時に、親身になって話を聞いていただいて常に的確なアドバイスを頂いたJANLinkのスタッフの方々にこの場をお借りして心かお礼を申し上げます。本当にありがとう御座いました。
そして、これからもよろしくお願いします。
2009年12月
齋藤秀明







