有給・無給インターンシップ

有給インターンシップ:Y.U様

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仕事:まずはじめの2日間トレーニング。一人トレーナーが付くので、その人に付いて一通りの仕事の流れを教わります。3日目から独り立ち。朝、自分の担当の客室が割り振られている紙を受け取り、タオルやアメニティなど担当分の物を準備します。チェックアウトは11:00なので、早めにチェックアウトした部屋もしくはステイオーバーの客室から清掃を始めます。

11:30にはランチ休憩を取ります。チェックインは16:00なので、次の予約が入っている部屋は15:00までに仕上げなければなりません。その日によってステイオーバー、15時までに仕上げなければならない部屋、客室数など違うので、優先順位と時間を考えながら仕事をしていきます。

部屋の最終チェックはスーパーバイザーがします。何か部屋に不具合や困ったことがあれば、担当のスーパーバイザーに相談します。忙しくて手が回らないようであれば、スーパーバイザー達はベッドメイキングなど手助けしてくれます。分からないことがあれば、彼らにどんどん質問して、さっさと仕事を覚えたら、あとは仕事自体に難しいことはないと思います。ただ、忙しいと時間までに間に合わせるのが不可能に思えてきます。実質、最終チェックまでは一人で仕上げなければならないので、ある程度要領よくやっていかないと間に合いません。しかし、日本みたいに皆几帳面ではありません。ある程度大雑把に、チェックすべき所をおさえ、基準を満たしていればOKなところがあります。素早く仕事をするということが大切で、求められています。

自分の担当の部屋が終わると、使われたシーツやタオル、ゴミなどを事務所に集め、仕分けをし片付けをします。皆の仕事が終わり、片付けも全て終了したら終業です。

私は冬期に行っていたので、閑散期がありそれほど忙しくない日も多々ありました。そんな日はディープクリーニングをして、普段手が届かない所を清掃したりもしました。

夏期はとても忙しいそうで、ほとんどのゲストが一日だけの滞在でほぼ満室だそうです。ゲストがステイオーバーしなければ、ハウスキーパーはとても忙しく、新しいゲストを迎えるために自分の担当の部屋をチェックインまでに仕上げなければなりません。客数も多いので、後片付けの量も膨大になり遅くまで働くようになります。夏期は毎日それの繰り返しだそうです。その分、人も増え、スーパーバイザーも手伝ってくれるので大丈夫だと思います。忙しい分稼げるし、なにより夏のバンフは最高に綺麗だと聞きます。

 

感想:仕事において、きちんと結果さえ出していれば彼らは細かい事を色々言いません。その人の判断をとても重視しています。朝、自分の担当する部屋にまだゲストがいて、チェックアウトするのを待っていると、何もすることがなくボーっとすることもありました。でも文句は言われません。要は時間までに結果を出せばいいのです。とても寛容なように思いました。日本だとボーっとしているだけで怒られたように思います。それは髪型やヒゲ、ピアスなど見た目にあまり拘束されないというのにも通じているように思います。本当に各々を尊重しています。だからこそある程度自分の考えをちゃんと伝えないといけないし、自分の考えを言わなければ何も理解されません。職場の人達と打ち解けたければ、やっぱりどんどん話していかなければならないと実感しました。ほとんどの人はとてもフレンドリーなので話しかけたら親身に、喜んで話をしてくれます。仕事において良い意味で適当にやれ、あまり干渉されない環境は私にとって心地よいと感じるものでした。仕事をするということは、カナダの実際の国民性、社会性を理解することができる良い機会だったように思います。

 

生活:職場の周りにはお店と行った物が全くありません。実際、私のような車の無い人がどうするかというと、まずはスタッフトリップに参加します。ハウスマネージャーが月に2、3回不定期で街まで車を出してくれます。もしくはリクエストがあれば直接ハウスマネージャーにお願いするのも有りです。つぎは車を持っている人にお願いするです。皆その辺は協力し合っているので、都合が合えば快諾してくれるし、よく「出掛けるけど何か要る?」とか「休みなら一緒に行く?」と聞いてきてもくれます。あとはフェイスブックでグループが組まれているので、そこでお願いする事もできます。グループ上では皆で共有すべき情報や、シェアしたい事などを投稿しています。そういったものを通じて、みんなとは自然と自分の部署だけではなくホテル全体の人とつながり、仲良くなっていける場所でした。実際、車があればなぁと思ったのは確かで、観光するにも移動するにも車は不可欠な環境でした。

 

自由時間:カナダは労働時間が日本に比べゆとりがとられ、自分の時間を多く与えられたので、自由時間は沢山持てたように思います。周りには何も無いので、する事は限られますが、自然が好きな私は気ままに過ごしました。周り人は、ウィンタースポーツをしたり、犬と散歩したり、走ったり、ジムがあるので鍛えたり、ボートに乗ったり、様々です。

寮にはコモンルームがあるので、そこでテレビを見たり、映画みたり、裏庭で焚き木をしてキャンプみたいに囲ってお酒飲んだり、結構みんなパーティーが好きな人たちでした。

 

感想:私がここで働いていた時、日本人はもう1人いました。実際、その子とは部署が違い生活時間も違うので、あまり会うことがありませんでした。ルームメイトもはじめはドイツ人の子、次はケベック出身の子でした。カナディアンが多く、その他国籍様々、アジア人は少なく、100%英語環境でした。

まだ英語が得意と言えず、あまり自己主張せず、大人しい私は、孤独でもありました。でもいつも誰か気に掛けてくれる人がいてくれたように思います。みんな本当にいい人ばかりです。インド人のスーパーバイザーにはいつも、もっと話しなよと言われてたし、同僚には、分からなかったら怖がらず聞き返してと言われました。英語に抵抗感を感じていましたが、俺たちは元々言語が違うんだから、お前が英語を話さなければ理解し合えない、そしてお前が自分のことを話さなければ俺はお前を理解できない、一緒に働いているんだからお前は英語が下手でももっと話すべきだし、それが話せるようになる近道だと言われました。そんな風にいつも周りの人達に背中を押されていたように思います。正直、英語がうまく話せないことで苦悩ばかりでしたが、相手の言っている事を理解する力は格段に伸びたように感じます。そして自分の足りない英語の課題がさらに明確になっていったように思います。英語を本腰入れて勉強し始めて、1、2年でネイティブと問題なく話せ理解ができるようになるとは思いません。彼らの英語はとても早く、知らない単語の連続です。でも、ネイティブ達のリアルな考え方、会話の仕方、やりとりを肌身で感じ、彼らと一緒に生活をすることは、決して日本では出来ない体験です。自分の日本での凝り固まった価値観を崩し、どうしてカナディアン達がおおらかで、人生を楽しく生きる生活の仕方ができているのか、直接感じる事ができたように思います。