用意周到?カナダの幼児教育のリアルを実体験
2024/09/27 中高個人留学トビタテ留学を利用して夏休みに幼児施設ボランティアに参加したNさんの体験談をご紹介します!高校生ながらしっかりした受け答えで、Nさんならきっと有意義な活動になると思うのでぜひ!ということでご参加いただきました。
私はトビタテ留学に応募するにあたって探求テーマを考えたとき、前から好きだった小さい子どもたちと関わることをしたいと思い、「海外の幼児教育のリアル」というテーマでボランティアに参加することに決めました。
カナダの幼児教育現場を先生、子どもたち、外部それぞれの視点で観察し、日本でも取り入れたら良さそうな点を発信するという趣旨で準備し、とにかく気になったことは何でも先生に聞いてみることを目標にして、質問リストを用意しました。また、日本との比較ができるように、事前に日本の幼稚園教諭の方に同じ質問をして回答を頂いていました。
実際に活動を始めてみると、最初は名前を覚えるのも大変だったり、子どもたちにどんな声がけをするべきかわからず大変でしたが、トビタテのインタビューも兼ねて先生たちにどんなことを意識して声がけをしているか、コツがあるかなど色々聞いてたくさんアドバイスをもらい慣れていきました。子どもたちに話しかける際は毎回名前を呼ぶように心がけ、子どもたちも私の名前を呼んでくれたり、一緒に遊ぼうと寄ってきてくれたときはとても嬉しくて、やりがいも感じました。
また、おもちゃの取り合いなどが発生しても、先生が別のおもちゃを持ってきて一時的な解決をするのではなく、嫌だと思うことは口に出して相手に伝えるように促すなど、その子の成長につながる解決の仕方を意識しているのが日本ではあまりないように思い、新しい学びでした。保護者と先生たちの距離感が近くフレンドリーな雰囲気なのも日本とは違っていいなと感じました。
私にとって初めてのボランティアでしたが、日本でも幼児教育ボランティアをする機会があれば今回学んだことを意識してみたり、トビタテの探求を通して私のカナダでの幼児教育体験を改めてまとめて発信できたらいいなと思います。
Nさん、素敵な体験談をありがとうございました!幼児教育以外にも、地域医療を探求テーマにしたトビタテ留学で、バンクーバーのクリニックの家庭医と医療通訳者にインタビューをする例もあります。興味がある方はぜひお問い合わせください!