カナダ バンクーバー 留学プログラム

NPO機関でのオフィスインターンで社会貢献を考える

2024/07/17

カレッジで専門分野を就学後インターンシップとして働くことができるCo-op留学を通して、現在オフィスで働かれている方から体験談が届きました!

一口に留学と言っても様々な種類があります。今回は、留学の一種であるCo-op留学について体験談を踏まえながら紹介します。


カレッジでホスピタリティ系のプログラムに就学中の私は、コープ先としてNPOオフィスインターンシップを選びました。というのも、実はコープの就職先がなかなか決まらず悩んでいたのですが、NPO機関にてインターンが出来ると知り話を聞いてみたところ、医療機器の貸し出しを行っているオフィスでデータ管理やカスタマーサービスをする仕事で、無給のボランティアではあるものの、私個人では考えもしなかったレアな経験が出来る貴重な機会だと思い参加を決めました。

 

日本人は私一人という完全英語環境で、お客様へのサービスの提供ももちろん英語という点(後にかなり苦労しますが(笑))、カナダのNPO機関の活動に携われる点も魅力的でした。
まずはデータ管理のポジションからスタート。パソコン作業はどちらかというと苦手分野なのですが、初日にトレーニング担当の方が一通り作業の流れを説明してくれて、分からないことは聞けばすぐ教えてくれるし、マニュアルに沿って進めていくことができたので割とスムーズに慣れることができました。

パソコン作業がメインではありますが、他のスタッフとのコミュニケーションは必須ですし、同じシフトに入ることが多かったカナダ人の大学生と休憩時間にお互いの学校のことや将来の話、お勧めのカフェの話をしたりと、アットホームで、カナダのオフィスワークを体験することができるとてもいい環境でした。(その大学生とは仕事終わりに一緒にカフェに行ったり、週末に少し遠出してハイキングに行くほどの仲になり、今でも連絡を取りあっています!)

インターン開始から1ヶ月ほど経った頃、フロントのお客様対応のポジションに移ることになりました。このポジションの業務自体はそれまでに見聞きしていたので全体像は把握していましたが、いざ始めてみるとそれはもう大変でした。

お客さんの年齢層は高めですし、中には怪我や手術をしたばかりでちょっとストレスが溜まり気味なのかなという人もいて、私がもたもたして負担をかけちゃいけないし、でも必要な情報は正確に聞き取って処理しないといけないしで、かなりコミュニケーション能力が試された気がします。

とはいっても基本みんな気さくでいい人たちで、どこから来たの?と聞かれて答えると、「昔日本に住んでたんだよー、日本の食事は最高だね」とか、「今孫が日本に留学中なのよ、あなたもカナダで頑張ってるのね」などと話してくれて、業務をこなしながら徐々にそういったお客さんとの交流も楽しめるようになりました。

そして何より、医療器具の返却の際に「とても助かったわ、ありがとう」と感謝の言葉を貰えるのは何回あっても嬉しいもので、こういったNPO機関で活動することの醍醐味だと思います。NPO機関やそこで働くボランティアの方々の社会との関わり方、留学生の私でも微力ながら社会に貢献できることを実感し、ホスピタリティについてより深く考えるきっかけにもなりました。コープ就労先にこの無給インターンを選んで本当に良かったです。ご紹介いただきありがとうございました。


NPO機関のオフィスでインターンできることは貴重な体験ですね!素敵な体験談をありがとうございました!留学について少しでも興味がある方はお気軽にお問合せください♪

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