ホームステイ

January 24, 2013

カテゴリー:カナダ:語学留学

短期・教師宅ホームステイ:平野 里枝様

 

 

私は、以前から海外のクリスマスを体験してみたいと思い治安も良く日本人に人気があると言われているカナダのバンクーバーにクリスマスシーズンの1週間、英語の先生のお宅にお世話になることにしました。

渡航前は初めてのホームステイということで、かなり緊張の日々。渡航してみると私が思っていた以上に皆さんの話すスピードが早く、聞き取ることがなかなかできませんでした。

 ホームステイ先のお宅には6才になったばかりの男の子がいました。彼の話している英語も聞き取ることが難しく、ますます英語に対して消極的に。そんな様子を先生は気づかれ私に積極的に話さないと友達ができないよとアドバイスしてくれました。
私は先生のその言葉を聞いたとき、自分は英語を聞く話すことばかりに意識をしすぎ英語は会話の手段であるだけで上手く話せなくても自分の気持ちを相手に伝えることが大切なのだと実感しました。それから肩の荷がおりたように、自分なりの英語で初対面の方にも積極的に話せるようになっていったように思います。

私は日本から折り紙やスタンプなどを持って行きました。6才の彼とそれらを使って遊ぶうちに、彼とも少しずつ心の距離を縮めることができるようになり、少しづつですが会話もすることができるようになりました。お別れする日には彼は「あなたがいなくなると寂しいよ」と言ってくれました。最後の彼の言葉を聞けただけでもホームステイを体験してよかったと胸がいっぱいになりました。

 一方、授業の方は一週間という短期間でしたが自宅で一日2時間を目安に英語を教えていただきました。一週間という短い期間だったため多くのカリキュラムを行うことはできませんでしたが、先生に私の希望に沿ったカリキュラムを作成していただき、今まで日本では受けたことのない充実した授業を受けることができました。この経験は私の一生の宝となりました。

 また、授業の合間を見て先生が観光に連れて行ってくれたりホストファミリーのご両親のお宅に招待していただいたりと皆さんのあたたかいおもてなしを受け、私が想像していた以上に楽しいクリスマスを過ごすことができました。彼らからたくさんのプレゼントまでいただくことに。

時にはホストファミリーに大変ご迷惑をおかけすることもありましたが、彼らは怒ることもなく優しく対応してくださいました。十分なお礼をすることもできず帰国の日を迎えることになったのが心残りとなりましたが、何にも変えられない貴重な経験談とお土産をたくさん日本に持って帰ることができました。

 最終日には私は思い切って高速バスでシアトルまで足を伸ばしてみました。カナダに渡航する前からシアトルに行くことを楽しみにしていたのですが、いざ一人で出かけてみるととまどうことばかり。まだうまく英語が話せない私は高速バスのチケットを購入するのにも四苦八苦。
高速バスチケット購入カウンターでとまどっていると気づいたら私の後ろには長蛇の列ができていたなんてことも。それでもなんとかチケットを購入することができ、いざシアトルへ。バスの席に着いても15才ぶりに行くアメリカの地と国境超えがうまく行くかなど次々と不安が頭の中をかけめぐり私の心の中は終始着かない状態でした。そんな時、隣の男性が声をかけてくれました。彼の言っていることが所々わからず申し訳ない気持ちになりましたが、お互いの出身地や自己紹介などをしているうちに不安だった私の気持ちも落ち着き始め、気づけばシアトルまであともう少しという所に。約4時間あまりのバスの旅でしたが、彼に英会話の練習にまで付き合っていただき大変楽しい時間を過ごすことができました。

 シアトルに降り立つと、バンクーバーとは違ったアメリカの雰囲気を感じることができました。買い物をしたいと思っていた私でしたが、どこへ行っていいかわからなかったため私は通りすがりの人に道を聞きバスでダウンタウンまで行くことに。そこは百貨店などのお店が多くありクリスマスシーズンということもあってか多くの人が買い物に来ていました。そんな街中に一つの素敵なバーを発見。一人で入るのには少し勇気が要りましたが、これもまた良い経験になると思い入ってみることに。中も素敵な雰囲気で店員さんも一人客の私を快く迎えてくれました。まずは生ビールとフライドポテトを注文。買い物で少し疲れた体に生ビールは心地よく疲れを癒してくれました。店員さんにお願いして一緒に写真を撮ってもらったりも。お酒の勢いもありバンクーバーを出発したときに感じていた不安もすっかり消え、調子に乗った私は隣の席で飲んでいたご夫婦に私の写真を撮ってもらうように依頼。彼らがあまりにも感じがよかったので、いろいろな質問をしているうちにいつの間にかお友達になってくれていました。彼らもまたバンクーバーから来て、一周間前からシアトルに滞在しているとのこと。彼らの滞在中の話しや家族の話など聞けて、とても楽しい時間を過ごすことができました。帰りの高速バスの時間が迫っており、帰国後に彼らにメールを送ることを約束してお別れすることに。バンクーバーに着いたのが深夜をまわってしまいホストファミリーに大変心配をかけてしましましたが、思いがけずたくさんの楽しい思い出とお友達を作ることができ充実した時間を過ごすことができました。

 思い返すとこの場では書ききれないほどのたくさんの経験をさせていただきました。本当にこの企画をしていただいた皆様とホストファミリーにお礼を申し上げます。